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OBS音声トラブル対策

OBSキャプチャーボードの音声遅延を直す方法

キャプチャーボードの音が映像より遅れるときは、最初から一定のズレなのか、配信時間とともに広がるのかを確認します。一定なら高度な音声プロパティの同期オフセットで補正できます。広がる場合はバッファ、サンプルレート、USB、ドライバー、ソースの安定性を見直します。

キャプチャーボード遅延同期オフセットOBS音ズレOBS 32.1.2
音声遅延を確認しているOBS Studioの画面と音声ミキサー
OBS公式のStudio 32.1.1画面。本記事で確認した安定版はOBS Studio 32.1.2です。
すぐに確認

一定のOBS音声遅延ならミリ秒を測り、音声ミキサー→高度な音声プロパティで対象ソースの同期オフセットに入力します。時間とともにズレる場合は、先にバッファ、サンプルレート、USB、ドライバーを修正します。

一定開始時から同じズレ

測定した同期オフセットを設定します。

拡大時間とともに悪化

バッファやクロック差を調べます。

モニターのみ二重に聞こえる

重複したモニタリング経路を確認します。

1ソースキャプチャーボードだけ

USB、レート、ドライバーを確認します。

切り分け

OBSの音ズレは一定か、時間とともに広がるか

手拍子、ボタン音、メニュー音など映像と音の瞬間が分かるイベントを録画し、冒頭と終盤を比べます。差が同じなら固定オフセット、音が徐々に遅れるならドリフトです。

固定遅延はキャプチャーボードの映像処理で起こることがあります。OBSは早く届く側を遅らせて合わせられます。ドリフトは機器のクロック差や増え続けるバッファが原因で、最初だけ合う大きなオフセットでは解決できません。

録画ファイルとモニタリングも分けて確認します。録画は合っているのに二重に聞こえる場合は、音声モニタリング、OSの再生、デスクトップ音声との重複を確認します。

デスクトップ音声、マイク、ゲーム音声が並ぶOBS公式音声ミキサー
メーターを見て遅れている音声ソースを特定します。OBS公式画像。
最初から一定

差を測り対象ソースを補正します。

10〜30分後に悪化

バッファ、USB、レート、ドライバーを確認します。

ヘッドホンだけ遅い

録画ではなくモニタリングを見直します。

ゲーム音が二重

重複した経路を1つミュートします。

測定

OBS設定を変える前にキャプチャーボード遅延を測る

本番と同じシーン、解像度、FPS、音声経路で短いローカル録画を作り、明確なイベントを3回以上入れます。

音声同期テストでズレの方向と大きさを確認し、最終値はOBS録画で確定します。

ソース名、接続、FPS、サンプルレート、測定値を記録し、USBポートや機器を変えたら再測定します。

  1. 明確なイベントを作る

    手拍子、クリック、ビープ音を使います。

  2. 20〜30秒録画

    本番と同じソースを使います。

  3. 冒頭と終盤を確認

    一定ならオフセット、変化するならドリフトです。

  4. ミリ秒で測る

    フレーム単位または小さな調整で比較します。

  5. 繰り返す

    1回ではなく中央値を使います。

補正

高度な音声プロパティで同期オフセットを設定

音声ミキサーのメニューから高度な音声プロパティを開き、キャプチャーボードのソースに測定値を入力します。150 msは0.15秒です。

映像処理が遅く音声が早い場合は、正の値で音声を遅らせます。音声がすでに遅いときは、さらに遅らせず、遅れている経路を修正します。

1項目ずつ変更して再録画し、最終値をシーンのメモに残します。

高度な音声プロパティを開くOBS音声ミキサーの操作ボタン
音声ミキサーのオプションから高度な音声プロパティを開きます。OBS公式画像。
  1. 高度な音声プロパティを開く

    音声ミキサーの操作を使います。

  2. 正しいソースを選ぶ

    測定で確認したキャプチャー音声を選びます。

  3. 測定値を入力

    他人の数値をそのまま使いません。

  4. 再録画

    配信前に冒頭と終盤を確認します。

ドリフト対策

配信中に広がるOBS音声遅延を止める

音が徐々に遅れる場合は、ソースのバッファ設定を確認します。OBSフォーラムではバッファ無効化で進行する遅延が止まった例があります。

OBS、OS、キャプチャーソフト、仮想音声機器を可能な限り48 kHzにそろえます。44.1 kHzと48 kHzの混在は再サンプリングを増やします。

キャプチャーボードを適切なUSBポートへ直接接続し、混雑したハブを避け、メーカーのドライバーとファームウェアを更新します。ソースの無効化と再有効化も切り分けに使えます。

音声経路が1つだけの新しいシーンで確認し、フィルター、仮想ケーブル、モニタリング、プラグインを1つずつ戻します。

同期オフセットと音声モニタリングが表示されたOBS高度な音声プロパティ
同期オフセットは音声モニタリングの隣にあります。OBS公式画像。
バッファ

時間とともに悪化する場合に確認します。

サンプルレート

各経路を同じ値にします。

USB経路

テスト中は直接接続を優先します。

ソース再起動

遅延が蓄積する場所を確認します。

症状別

症状に合うOBSの対処を選ぶ

すべての問題に固定オフセットを使わず、単純なシーンと1つの音声経路から始めます。

症状主な原因最初の対処同期オフセット
最初から最後まで同じ差固定処理遅延測定して小さな値を設定使用
時間とともに差が拡大バッファ、クロック、USB、ドライバー安定化して再測定主対策にはしない
録画は正常だが二重に聞こえるモニタリング重複1経路を停止通常不要
キャプチャー音声だけ遅い機器経路USB直結、ドライバー、再起動安定後に使用
ゲーム音が2つ聞こえる経路重複1ソースをミュート不要
シーン切替後に変化ソース、フィルター、プラグイン新しいシーンで確認安定後
最新版確認

OBS Studio 32.1.2でも使える方法か

はい。2026年7月14日に公式情報を確認し、安定版は2026年4月21日公開のOBS Studio 32.1.2でした。

OBSは公式ダウンロードページまたは公式リリースから入手してください。本記事はミラー、固定ファイルサイズ、未確認の直リンクを掲載しません。

確認済み版

OBS Studio 32.1.2(2026年4月21日)。

対応環境

Windows 10/11、macOS 12以降、Linux。

ファイルサイズ

公式ページに固定値がないため記載しません。

入手先

obsproject.comまたは公式リリース。

最終確認

次の配信前に修正結果を確認

問題が出た時間より長く録画し、冒頭、中盤、終盤の同期を確認します。モニター音だけでなく録画ファイルを見ます。

同期オフセット、OBS版、機種、ドライバー、ファームウェア、USBポート、サンプルレートを保存します。

音声遅延の基礎Bluetooth遅延テストマイク遅延テストも確認できます。

  1. 十分長く録画

    遅れて発生する問題を短時間で判断しません。

  2. 冒頭・中盤・終盤を確認

    固定差と安定性を確認します。

  3. 録画と配信を確認

    モニターだけ遅れる場合があります。

  4. 1項目ずつ変更

    結果を記録します。

推測より測定

繰り返せるテストで音ズレを確認

フラッシュとビープ音で方向を確認し、OBS録画で最終値を決めます。

音声同期テストを開く
OBS音声遅延のよくある質問

OBS音声遅延のよくある質問

OBSの同期オフセットは何msが正解ですか?

自分の録画で繰り返し確認できる最小値です。共通の正解はありません。

時間とともに音ズレが広がるのはなぜですか?

バッファ、クロック差、再サンプリング、USB、ドライバー、ソース動作が主な原因です。

同期オフセットは正と負のどちらですか?

音声が早い場合は正の遅延で合わせられます。すでに遅い場合は遅い経路を修正します。

キャプチャーボード音声だけ遅いのはなぜですか?

専用の機器、USB、ドライバー経路があるためです。重複音声も確認します。

録画に影響せずモニタリングだけ二重になりますか?

はい。複数の再生経路が同時に動くと起こります。

OBS更新だけで直りますか?

必ずではありません。固定遅延やUSB・ドライバー問題は別途調整が必要です。

参照情報

確認したOBS関連ソース

関連ツール

音声経路のほかの部分を測る